○京丹波町で近況報告ならびに所信表明をしました。皆さんから叱咤激励をいただきました。農村では、都会よりも一足先に、人口減少の恐ろしさを経験しつつあります。あくまで一足先ということで、東京とて同じ宿命です。これまで地方から人材を供給してきたから東京に「一極集中」しているだけの話で、地方の人口が減少すれば、数十年で枯渇します。東京の出生率はきわめて低いので、人口を再生産することも無理です。国家の仕事は、目先の株価対策ではなく、子育て対策はもとより、晩婚対策、外国人の活用、さらには若者の低所得対策を総動員することです。医療年金介護も、経済成長も、外交防衛も、超高齢化社会ではすべて破綻です。人工知能を活用という選択肢もありえなくはないですが、未知数です。国家百年の計を、希望的観測に基づいて考えるべきではありません。