今年の大型連休はなかなか外出できませんが、共に乗り切ってまいりましょう!今日の動画は危機管理の考え方について、論語の言葉を引用してお話ししています。
今回は皆さんと一緒に東洋思想を勉強したいと思います。
論語の一節 「鶏を裂くのに牛刀を用いる」を紹介します。
これは論語にある「孔子の弟子の子游が小さな町の長になった時に 国政で扱うべき礼楽を小さな町に適用していたことを、孔子が冗談で比喩的にいった」という話です。
「小さなことを処理するために、大げさな手段を取る必要はない」ということのたとえですが、日本人にはもともとこのような感覚が根強くあると思います。
平時においてはこのような感覚は美しいものとして受け入れることができますが、有事においては、「兵力の逐次投入」のような結果をもたらす弊害もあるのではないかと思います。 今回のコロナ対策、緊急事態宣言等にも関連させながら解説します。