経済産業委員会で、「エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律案」と「石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律等の一部を改正する法律案」について、50分間の質問に立ちました。
4月23日の代表質問につづき、本法案についての質問でしたが、その際にも指摘したように、太陽光発電の「固定価格買取制度」導入を柱としながら、法案自体に買取制度について何ら明記されておらず、制度の概要、例えば買取制度導入によってどれだけの電気料金が上がるのか等、重要な部分がほぼ大臣告示という形で定められることになっています。
環境面やエネルギー戦略の面からもこの政策の方向性は良しとしても、この法律が民間の電力会社の経営に強制的かつ直接的に介入し、さらにはそのコスト負担を国民に課すという経済活動や国民生活に大きく関わるからものだからこそ、しっかりとした法律にすべきです。
このような実質的に大臣に白紙委任するような法律は理解しがたく、「環境」の名のもとに中身を詰めないままに、急いで提出してきた法案だと言わざるを得ません。
引き続き、このような問題点を指摘しつつ、法案の修正などに向けて、党内外で活動してまいります。
京都に戻り、人物勉強会に参加させていただきました。
本会議が開会されました。
〇食品安全委員会委員、情報公開・個人情報保護審査会委員、預金保険機構理事、労働保険審査会委員、中央社会保険医療協議会委員及び運輸審議会委員任命につき同意を求めるの件
〇株式会社日本政策投資銀行法の一部を改正する法律案
〇銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案
〇中小企業者及び中堅事業者等に対する資金供給の円滑化を図るための株式会社商工組合中央金庫法等の一部を改正する法律案
平成21年度補正予算が成立しました。
本日午後、参議院本会議において民主党などの反対多数により否決されましたが、衆参の両院協議会で一致をみることがなく、夕方の衆議院本会議にて憲法60条「衆議院の優越」により可決成立しました。
国会の議決を経ることなく多年度にわたって支出が可能となる基金が作られています。総額4兆3000億円にも上る46もの基金です。国会の監視が届かない、官僚主導思惑通りの予算で大いに問題があり、大いにムダ遣いがあります。
引き続き予算関連法案審議で明らかにしていきたいと思います。
本会議が開会されました。
〇経済上の連携に関する日本国とベトナム社会主義共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件
〇日本国とスイス連邦との間の自由な貿易及び経済上の連携に関する協定の締結について承認を求めるの件
〇航空業務に関する日本国とサウジアラビア王国との間の協定の締結について承認を求めるの件(第百七十回国会、内閣提出)
8:00 経済産業部門会議
〇エネルギー供給構造高度化法案
〇代替エネルギー法改正案
〇商品取引所法および商品投資に係る事業規制法改正案
10:00 経済産業委員会
〇商工中金法改正案の審議
12:00 トライアスロン議員連盟総会
15:00 党首討論傍聴
17:00 永田町人間学講座
〇古今東西・伝説の政治家の人生と思想~ベンジャミン・フランクリン
両院議員総会に出席いたしました。
鳩山由紀夫新代表より、新役員人事が発表され、小沢一郎代表代行、岡田克也幹事長、野田佳彦幹事長代理等の役員人事承認されました。
※ビデオ配信はこちらからご覧下さい
8:00 経済産業部会
〇「エネルギー供給高度化法案」についてヒアリング
〇商工中金の現状と課題についてヒアリング
9:00 経済産業委員会 参考人質疑(~11:20)
「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案」
12:20 経済産業委員会 政府に対する質疑(~13:50)
※採決あり
本日の衆議院本会議で「エネルギー供給構造高度化法」(内閣提出)に対しまして、民主党を代表して質問に立ちました。
この法案は、太陽光発電の「固定価格買取制度」導入を柱としたものですが、法案自体に買取制度について何ら明記されておらず、制度の概要、例えば買取制度導入によってどれだけの電気料金が上がるのか等、重要な部分がほぼ大臣告示という形で定められることになっています。大臣に白紙委任するような法律は、果たしていいのか。そのような問題点のほか、これまで太陽光エネルギー施策の政策効果分析や電力行政における国のスタンス、エネルギー戦略そのものについて、二階経済産業大臣、河村官房長官に質しました。
さらに詳細な論点につきましては、今後委員会の質疑の中で明らかにして参りたいと考えております。なお、質問の様子は「衆議院TV」からご覧いただけます。