3月11日 北神日記, 国会活動 養鶏問題に関する議員連盟(会長 亀井静香氏)として 「養鶏経営危機救済のための緊急対策の実施について」 若林農林水産大臣に要望書を提出いたしました。 下記 【要望書内容】 最近における相次ぐ飼料価格の値上げ、計画生産の廃止等に伴う鶏卵需給の大幅な緩和による鶏卵価格の低迷等により、現在、現在全国の鶏卵生産者の経営はぎりぎりのところまで追い詰められており、今後、大量の倒産・廃業の発生も予想される極めて厳しい現況となっております。 生産者側は、鶏卵需給バランス回復のため、生産者の自主減産や、消費者の理解を得てコストアップを価格へ反映させる運動などに取り組んでいます。しかし、その効果が現れるまでには一定の期間がかかり、それまで経営が存続できるか危ぶまれている状況です。 当面の生産者の経営維持のための対策として、下記事項の実現をお願いします。 1、国の保証による500億円規模の融資の実現当面のつなぎ資金として家畜飼料特別支援資金が設けられ、現在発動中ですが、都道府県農業信用基金協会の信用保証が十分には機能せず、生産者が必要とする資金の融資を得るには程遠い状況にあります。このため、国の補償により現在鶏卵生産者が必要としている500億円規模の融資を早急に実現するようお願いいたします。 2.卵価安定基金基準価格の早急なる引き上げ現在の卵価安定基金基準価格166円は、昨年来の生産原価の大幅アップを反映した水準には程遠く、基金財源には、300億円近い残高があるにもかかわらず、現在、苦境下にある生産者の経営安定に資する補填を実施できずにいます。ついては、養鶏経営の安定を図るという価格安定制度本来の機能を果たすため、現在の大幅な生産原価のアップを反映させた水準まで、早急に基準価格を引き上げることをお願いいたします。 以上。 民主党「道路特定財源改革勉強会」元宮城県知事・浅野史郎氏との意見交換会 2008年3月11日/作成者: kitagami http://kitagami.gr.jp/kitagami2020-wp/wp-content/uploads/2021/12/logo2-300x219-1.png 0 0 kitagami http://kitagami.gr.jp/kitagami2020-wp/wp-content/uploads/2021/12/logo2-300x219-1.png kitagami2008-03-11 12:46:282008-03-11 12:46:283月11日
3月5日 北神日記, 国会活動, 地元活動 8:00 経済産業・財務金融合同部門会議 「今後の経済・金融の展望について 三菱UFJ証券株式会社 チーフエコノミスト水野和夫氏より 11:30 『武道議員連盟』総会12:00 武道振興大会(写真右:同僚の石関貴史議員と) 13:00 民主党・日本インドネシア友好議員連盟 「インドネシア若手議員との意見交換会」 江田五月参議院議長よりインドネシア議員団訪日歓迎のご挨拶をいただきました。両国の政治課題や文化等について活発な意見交換をしました。 14:15 京都医療労働組合連合会より 「医師・看護師などを大幅に増員するための法改正を求める 請願について」の説明を受ける 14:30 養鶏問題に関する議員連盟 「養鶏業界よりヒアリング」 17:00 統合医療を普及・促進する議員の会 2008年3月5日/作成者: kitagami http://kitagami.gr.jp/kitagami2020-wp/wp-content/uploads/2021/12/logo2-300x219-1.png 0 0 kitagami http://kitagami.gr.jp/kitagami2020-wp/wp-content/uploads/2021/12/logo2-300x219-1.png kitagami2008-03-05 11:46:252008-03-05 11:46:253月5日
3月4日 北神日記, 国会活動, 地元活動 早朝、新幹線にて上京9:00 道路特定財源改革勉強会11:00 マスコミ関係者との意見交換13:30 税理士政治連盟との勉強会15:30 民主党派遣制度の改善を推進する議員連盟 「派遣制度の現状についてヒアリング」16:30 基幹労連国政フォーラム 「地球温暖化に関する課題について」 先週金曜日、与党の強行な議論打ち切り・採決により予算案とガソリン税の暫定税率延長を含む税制関連法案が衆議院を通過しましたが、これを受けて参議院ではすぐに審議に入ることができず、不正常が状態が続いています。 ★以下【北神圭朗 京都のまごころで、日本を興す】メルマガより あまり強調されないことですが、ガソリン税の暫定税率は、まさに自民党と公明党が自分たちで5年前に提出した法案により、今月末に期限切れとなっています。したがって、民主党が一切これに言及しなくても、法律に従えば、今月末に1リットル25円ほどガソリンの値段が安くなるはずなのです。 ところが、政権与党は「まだまだ59兆円の道路計画がある。これを10年間で実現するためには、暫定税率を含んだガソリン税を、あと10年間徴収しなければならない。1年間の税収が5.6兆円だから、これを10年間続ければ56兆円となり、大体道路計画を実現できる。こうしたことから、暫定税率を延長するのだ」と主張しています。 これに対して、民主党が衆議院の予算委員会の論議で明らかにしたのは、次の2点です。 1. この59兆円の数字の根拠が極めて曖昧です。一例を挙げれば、道路計 画の前提となる交通量の将来推計については、わざわざ古いものを使った りして、できるだけ多目に見積もっています。しかも、国土交通省がこの 数字のきちっとした根拠を国会に開示したのが、ついこの間の先週の月曜 日だったのです。 2. そもそもガソリン税は「必要な道路に使われる」道路特定財源だと政府 与党は胸を張ってきたが、実は、国土交通省の役人がほとんど自由気まま に使える「臍繰り(へそくり)」のようなものであることが分かりました。 官僚の宿舎、ミュージカル、マッサージ機から、官僚の天下りOBを食べさ せるために使われてきていたのです。(これについては、国土交通委員会 における私の質問(2月26日)を御覧いただければ幸いです) 国会TV:http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=38436&media_type=wb&lang=j&spkid=11661&time=04:43:35.6 この2点について、政権側から納得できるような説明が一切されていません。また、まだまだ議論をしなければならない多くの論点が山積しています。 これらは、暫定税率を延長しなければならない、という政権与党の主張の根幹をなす論点であります。というのも、59兆円の計画が本当はもっと少ない金額で済むのであれば、税収も少なくて済むはずです。 また、ガソリン税が官僚のためにムダに使われているのであれば、こうしたムダ使いを改めて、真に必要な道路に支出を向ければ、これもまた新たに徴収する税収が少なくて済むはずです。 こうした議論を放置して、よくぞ期限切れとなる暫定税率をまた増税して、さらに10年間延長することができるものです。残念ながら、衆議院では数が足りません。これからは、昨年皆様に力をいただいた参議院において、徹底的に審議をしなければなりません。 なお、先月のメルマガで触れた両院議長の斡旋はこれで反故になったと考えます。あの斡旋の条件の一つに徹底的な審議をすべきだとありました。そして今回の審議打切り暴挙により、政権与党にその気がないことが判明したのです。 ある暢気な元自民党の政治家がどこかで書いていたように、先月のつなぎ法案は、「自民党の作戦勝ち」でもなんでもなかったことが、これで火を見るよりも明らかになったわけです。 つまり、つなぎ法案が通っていたら、暫定税率が廃止される可能性は皆無になるので、この議論は事実上死んでしまっていたでしょう。そこを見極めて、民主党が斡旋を受け入れることによって、つなぎ法案を撤回させることに成功しました。のみならず、依然として、この問題を徹底的に追求する自由と時間を獲得したのであります。今後は、3月末も関係なく、参議院を中心にまさにそれを着々とやればいいのであります。 2008年3月4日/作成者: kitagami http://kitagami.gr.jp/kitagami2020-wp/wp-content/uploads/2021/12/logo2-300x219-1.png 0 0 kitagami http://kitagami.gr.jp/kitagami2020-wp/wp-content/uploads/2021/12/logo2-300x219-1.png kitagami2008-03-04 11:35:282008-03-04 11:35:283月4日
3月11日
北神日記, 国会活動養鶏問題に関する議員連盟(会長 亀井静香氏)として
「養鶏経営危機救済のための緊急対策の実施について」
若林農林水産大臣に要望書を提出いたしました。
下記 【要望書内容】
最近における相次ぐ飼料価格の値上げ、
計画生産の廃止等に伴う鶏卵需給の大幅な緩和による
鶏卵価格の低迷等により、
現在、現在全国の鶏卵生産者の経営はぎりぎりのところまで
追い詰められており、今後、大量の倒産・廃業の発生も
予想される極めて厳しい現況となっております。
生産者側は、鶏卵需給バランス回復のため、
生産者の自主減産や、消費者の理解を得てコストアップを
価格へ反映させる運動などに取り組んでいます。
しかし、その効果が現れるまでには一定の期間がかかり、
それまで経営が存続できるか危ぶまれている状況です。
当面の生産者の経営維持のための対策として、
下記事項の実現をお願いします。
1、国の保証による500億円規模の融資の実現
当面のつなぎ資金として家畜飼料特別支援資金が設けられ、
現在発動中ですが、都道府県農業信用基金協会の信用保証が
十分には機能せず、生産者が必要とする資金の融資を
得るには程遠い状況にあります。
このため、国の補償により現在鶏卵生産者が必要としている
500億円規模の融資を早急に実現するようお願いいたします。
2.卵価安定基金基準価格の早急なる引き上げ
現在の卵価安定基金基準価格166円は、昨年来の生産原価の
大幅アップを反映した水準には程遠く、基金財源には、
300億円近い残高があるにもかかわらず、
現在、苦境下にある生産者の経営安定に資する補填を
実施できずにいます。
ついては、養鶏経営の安定を図るという価格安定制度本来の
機能を果たすため、現在の大幅な生産原価のアップを
反映させた水準まで、早急に基準価格を引き上げることを
お願いいたします。 以上。
民主党「道路特定財源改革勉強会」
元宮城県知事・浅野史郎氏との意見交換会
3月5日
北神日記, 国会活動, 地元活動8:00 経済産業・財務金融合同部門会議
「今後の経済・金融の展望について
三菱UFJ証券株式会社 チーフエコノミスト水野和夫氏より
11:30 『武道議員連盟』総会
12:00 武道振興大会(写真右:同僚の石関貴史議員と)
13:00 民主党・日本インドネシア友好議員連盟
「インドネシア若手議員との意見交換会」
江田五月参議院議長よりインドネシア議員団訪日歓迎のご挨拶をいただきました。両国の政治課題や文化等について活発な意見交換をしました。
14:15 京都医療労働組合連合会より
「医師・看護師などを大幅に増員するための法改正を求める
請願について」の説明を受ける
14:30 養鶏問題に関する議員連盟
「養鶏業界よりヒアリング」
17:00 統合医療を普及・促進する議員の会
3月4日
北神日記, 国会活動, 地元活動早朝、新幹線にて上京
9:00 道路特定財源改革勉強会
11:00 マスコミ関係者との意見交換
13:30 税理士政治連盟との勉強会
15:30 民主党派遣制度の改善を推進する議員連盟
「派遣制度の現状についてヒアリング」
16:30 基幹労連国政フォーラム
「地球温暖化に関する課題について」
先週金曜日、与党の強行な議論打ち切り・採決により予算案とガソリン税の暫定税率延長を含む税制関連法案が衆議院を通過しましたが、これを受けて参議院ではすぐに審議に入ることができず、不正常が状態が続いています。
★以下【北神圭朗 京都のまごころで、日本を興す】メルマガより
あまり強調されないことですが、ガソリン税の暫定税率は、まさに自民党と
公明党が自分たちで5年前に提出した法案により、今月末に期限切れとなって
います。したがって、民主党が一切これに言及しなくても、法律に従えば、今
月末に1リットル25円ほどガソリンの値段が安くなるはずなのです。
ところが、政権与党は「まだまだ59兆円の道路計画がある。これを10年
間で実現するためには、暫定税率を含んだガソリン税を、あと10年間徴収し
なければならない。1年間の税収が5.6兆円だから、これを10年間続けれ
ば56兆円となり、大体道路計画を実現できる。こうしたことから、暫定税率
を延長するのだ」と主張しています。
これに対して、民主党が衆議院の予算委員会の論議で明らかにしたのは、次
の2点です。
1. この59兆円の数字の根拠が極めて曖昧です。一例を挙げれば、道路計
画の前提となる交通量の将来推計については、わざわざ古いものを使った
りして、できるだけ多目に見積もっています。しかも、国土交通省がこの
数字のきちっとした根拠を国会に開示したのが、ついこの間の先週の月曜
日だったのです。
2. そもそもガソリン税は「必要な道路に使われる」道路特定財源だと政府
与党は胸を張ってきたが、実は、国土交通省の役人がほとんど自由気まま
に使える「臍繰り(へそくり)」のようなものであることが分かりました。
官僚の宿舎、ミュージカル、マッサージ機から、官僚の天下りOBを食べさ
せるために使われてきていたのです。(これについては、国土交通委員会
における私の質問(2月26日)を御覧いただければ幸いです)
国会TV:http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=38436&media_type=wb&lang=j&spkid=11661&time=04:43:35.6
この2点について、政権側から納得できるような説明が一切されていません。
また、まだまだ議論をしなければならない多くの論点が山積しています。
これらは、暫定税率を延長しなければならない、という政権与党の主張の根
幹をなす論点であります。というのも、59兆円の計画が本当はもっと少ない
金額で済むのであれば、税収も少なくて済むはずです。
また、ガソリン税が官僚のためにムダに使われているのであれば、こうした
ムダ使いを改めて、真に必要な道路に支出を向ければ、これもまた新たに徴収
する税収が少なくて済むはずです。
こうした議論を放置して、よくぞ期限切れとなる暫定税率をまた増税して、
さらに10年間延長することができるものです。残念ながら、衆議院では数が
足りません。これからは、昨年皆様に力をいただいた参議院において、徹底的
に審議をしなければなりません。
なお、先月のメルマガで触れた両院議長の斡旋はこれで反故になったと考え
ます。あの斡旋の条件の一つに徹底的な審議をすべきだとありました。そして
今回の審議打切り暴挙により、政権与党にその気がないことが判明したのです。
ある暢気な元自民党の政治家がどこかで書いていたように、先月のつなぎ法
案は、「自民党の作戦勝ち」でもなんでもなかったことが、これで火を見るよ
りも明らかになったわけです。
つまり、つなぎ法案が通っていたら、暫定税率が廃止される可能性は皆無に
なるので、この議論は事実上死んでしまっていたでしょう。そこを見極めて、
民主党が斡旋を受け入れることによって、つなぎ法案を撤回させることに成功
しました。のみならず、依然として、この問題を徹底的に追求する自由と時間
を獲得したのであります。今後は、3月末も関係なく、参議院を中心にまさに
それを着々とやればいいのであります。